その①
単店舗で多店舗展開作戦
1つの店舗でいくつもの店を展開する!!
このご時世で、テイクアウトやデリバリーを始めた飲食店も多いと思います。
通常は、中華なら中華の店があって、それに付随するデリバリーメニューを展開。
イタリアンならイタリアンの店があり、その店舗、屋号でデリバリーの仕組みを導入してると思います。
ただ、デリバリーに関しては別に店舗を構える必要もなければ、看板も、店の趣旨に合わせた店内も必要ないんです。
ですので、1つの店舗で1デリバリー店舗ではなく、1つの店舗で複数のデリバリー店を経営するというのはいかがでしょうか。
出前館などのページ上に、現行の自店のメニューを並べた店舗だけでなく、中華料理店が東南アジア料理店の出前ページや中東料理の店の出前ページなど、(単一の経営形態で)それぞれ別店舗として複数店舗展開してしまうとか。
いくつもの店舗のWebサイトを作り、並列で多店舗分の注文を受けるという形で、間口を広げて注文数を増やすという作戦です。
例えば中華料理店なら、北京料理のデリバリー店、広東料理のデリバリー店、四川料理のデリバリー店、高級中華のデリバリー店、大衆中華のデリバリー店、と複数を別店舗的に展開しても良いでしょう。
寿司屋が、寿司デリバリー店と高級和食デリバリー店と大衆酒場的おつまみデリバリー店を複数やっても良いです。
既存店と別屋号でやれば、既存店のブランドイメージを棄損することもありません。
イタリアンの店が、中華と、和食と展開しても良いでしょう(イヤ、実際できるのかとかは別として)。
Webサイトをそれぞれどう用意するか、既存の出前代行サービス業者で対応できるのか等々考えなければいけないところもあることは重々承知してますが、あくまでも基本のアイデアということで。
兎にも角にも、ネット上の店舗は実店舗がいらないのですから、先に複数店舗始めた人が勝ち、とならないでしょうかね??
その②
リアルとネット融合作戦
リアル店舗でWeb飲み会!!
ここ最近の外出自粛で、わたくしもZoom飲み会など行う機会が増えました。
ついでに実家と、妹の家と、都内で下宿中の姪っ子の部屋とをつないで皆で飲み食いするという、通称Zoom帰省まで行ってしまいました。
便利な世の中になりましたね。
もう飲み会はZoomで十分だ、という意見も結構聞きます。
確かにZoom飲み会はメリットも多いし、その意見は理解できます。
しかしながら、実店舗は実店舗の良いところもあります。
まずなにより実店舗は食事が旨い!
お刺身とか、やっぱり店舗で出てくる物はスーパーで並んでいる物とは違います。
牛筋煮込みなんて、なかなか家では出ません。
皆で「何食う??」なんて言ってメニューを選ぶ楽しみもありません。
お酒だってジョッキで飲むビールもグイグイ飲めてイイ!!
日本酒もワインも良いものを色々飲もうと思っても、自宅では限度があります。
酒好きにはお店で飲むメリットも十分にあるんです。
そこで、店舗の席上でZoomのようなオンラインでつなげるアプリを使えるようにして、店舗で飲んでる人と、自宅などで飲んでる人を繋げられるような仕組みを作る、というのが2つ目の案です。
通常は店内で携帯電話で会話するとかマナー違反です。
しかしながらそこは改めて、席上でノートPCやタブレットを置いて、遠方からオンラインでつながりたい人はオンラインで、実店舗で飲みたい人は実店舗で、実店舗飲み会とオンライン飲み会を繋ぐ、そういった飲み方を許可してみてはいかがでしょうか。
実店舗で1人、オンラインで1人の2人飲みでも良いし、2~3人が店舗でそこに1~2人オンラインでも良いし。
そうすれば、実店舗飲みが良い人が、皆を店に集める必要はありません。
周囲の騒音をどうやって拾わないようにするかとか、Wi-Fi環境をどうするかとか、色々問題点もありますが、こちらもとりあえずアイデアの段階ということで。
考えれば、新しい価値観に合わせた新しいやり方、というのは出てくると思うんですよね。
コロナに負けるな!!
沼尻
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