こんにちは、融資に強い専門家TGC沼尻です。
12月15日の閣議決定で、ものづくり補助金・小規模事業者持続化補助金・IT導入補助金へ 低感染リスク型ビジネス枠 の創設が決定されました。
経産省が発表した資料の抜粋が以下↓
まだ詳細は決まっていない状況ですが、ここでは多くの事業者さんが検討される小規模事業者持続化補助金について見てみましょう。
小規模事業者持続化補助金は「一般型」に加えて、令和2年度1次、2次補正予算で追加になった「コロナ特別対応型」(通称コロナ型)というものがありました。
このコロナ型は先日の12月10日締め切りで終了した、という立て付けだったのですが、政府もちょっと足りないなと思ったのか、新たに特別枠を設けてきました。
それが「低感染リスク型ビジネス枠」です。
実際のところ低感染リスク型ビジネス枠と言われても、何を付加すると低感染リスク型ビジネス枠に当てはまるのか、今回の政府資料だけではよく分りませんが、おそらく従来のコロナ型同様に、補助金本来の主旨である地道な販路開拓の取組みに非対面ビジネスモデルへ転換するとかテレワークを推進するという内容が加わればOKではないかと推測します。
補助金額については、従来のコロナ型と同様に上限100万円で、従来のA類型での補助率2/3が無くなり一様に3/4になったようです。
とにかくシンプルになりましたね。
問題は、これが一体いつから始まるのか、という話です。
ここからはあくまでも私個人の推測ですが、前回のコロナ型についても閣議決定してから1ヶ月後くらいにはスタートしました。
これを踏まえて、今回の補正予算も1月中に国会を通過したとすると2月に発表されて、早ければ3月上旬~下旬締切くらいで実施されるかもしれません。
次の一般型が2月5日締め切りなので、その新設された低感染リスク型ビジネス枠の持続化補助金の締め切りが3月というのは大いに考えられるかなと思われます。
さて、ここで考えたいのは、その低感染リスク型ビジネス枠持続化補助金の採択率です。
以前の8月締め切り分のコロナ型は、採択率が3割くらいという散々な状況でした。おそらく10月締め切り分も、今回の12月締め切り分も結構厳しそうです。
ところが、次の低感染リスク型ビジネス枠については、予算が別個で用意されます。まだどの程度応募があるのか見えていない状態の序盤の方の締め切り分については、もしかすると採択率が上がるかもしれません。
ちなみに、予算も前回に比べて約1.3倍の金額が用意されてます。
(あくまでも、持続化補助金とものづくり補助金、IT導入補助金を合わせた予算ですが)
2月5日締め切りの一般型で申請するべきか、次にいつ実施されるか分からないけど近々実施されるらしい低感染リスク型ビジネス枠で申請するべきか。悩みどころですね。
いずれにしても、持続化補助金を検討されている事業者さんは情報収集したほうが良いでしょう。
補助金申請に関しては弊社でもお手伝いできるところがありますので、ご検討の際はお問い合わせページよりお気軽にご相談ください。
0コメント